尾崎泰彦 先生

尾崎泰彦先生

皆さん、ご無沙汰しております。お元気ですか。

この度は、同窓会総会についてのご連絡ありがとうございました。当番幹事の方におかれましては、これまでの準備大変だったと思います。ご苦労様でした。来年度に、懇親会でお会いできることを楽しみにしております。

私は、昭和62年4月から、平成4年3月までの5年間、厚狭高校に勤務していました。大学を卒業して、初めて勤務した高校であり、当時は20歳台でしたが、早いもので、あと数年で定年です。楽しいことや、失敗したことなど、当時の事はよく覚えています。皆さんの名前も、ほとんど覚えています。今では、生徒の名前がなかなか覚えられないのに、不思議です。

私が担任した皆さんは、48歳になったようで、様々な職種で、ご活躍のことと思います。そんな、皆さんに、おこがましいのですが、私がいつも思っていることを記載します。

実社会で生き抜いていくために、私が一番必要だと思うもの、・・・それは「一生懸命やろうとする気持ち」です。今できることに全力を尽くす。必ず自分の力になります。いい加減にやっていれば、自分の身につきません。一生懸命は、周囲の人たちに必ず伝わります。そして、この人には、見込みがあると思ってもらえます。応援してくれます。一生懸命には、相手の心を動かす力があります。

どんなに頑張ってもうまくいかず大きな壁にぶつかり、思い通りにならないことも多々あるでしょう。

一息ついた時、立ち止まった時、困難にぶつかった時、・・・。そんなときは、母校に、ふるさとに思いを寄せて下さい。校舎やグラウンド、友人との語らい、周りの人々のあたたかさ。母校は、そしてふるさとはいつまでも皆さんをあたたかく見守り続けてくれることでしょう。

新型コロナウイルスが収束した際には、またお会いしたいと思っています。お体にくれぐれもお気をつけください。